種類の名前と、一点ごとの名前を分けましょう
同じ絵のはがきを何枚も持っていたり、形の似た小物を集めていたりすると、『青いはがき』だけでは一点を区別しにくくなります。種類を表す名前と、自分が持つ個々の物の識別名を分けてみましょう。編集部の例なら『海のはがきA、右下に折れ跡』と書けます。
識別名は記録の中で一貫して使うための約束であり、商品の正式名称ではありません。正式名称を確認できたら別に書き、不明なことは推定と示します。実物に印を刻んだり貼ったりする必要はなく、写真と文章で同じ識別名を使うだけでも大丈夫です。
全体の姿と、見分ける特徴を一緒に残しましょう
最初は全体の形がわかる写真を撮り、ほかの物と区別できる印や模様があれば接写を加えます。包装と中身で情報が異なる場合は、どちらを撮ったかもメモします。裏側を確かめるために、無理に分解したり封を開けたりする必要はありません。
写真を見て実物と結び付けられるか確かめましょう。複数の物をまとめて並べた写真だけでは、小さな違いが隠れることがあります。物を動かすのが負担なら、現在の保管状態を撮り、見えない面があることを文章に残せば十分です。
状態は等級ではなく、観察した場所と様子で書きましょう
『完璧な状態』より、『表の左角に小さな折れが見える』のように場所と様子を書きます。光や角度で見え方は変わるため、写真に写らないから跡がないとは断定しません。直接見ていない部分は未確認のままにします。
後で観察し直すときは、前の記録を上書きせず、確認日と違って見える部分を追加しましょう。原因が不明なら『前の写真より色が薄く見えるが、撮影時の照明も違った』と比較の限界を書けます。写真だけで状態の等級や真贋を判断するための記録ではありません。
入手の経緯と、今の感想を分けましょう
入手日、今日写真を撮った日、関連する話を聞いた日は異なる場合があります。『旅行中に購入、正確な日は未確認。今日初めて撮影』のように、それぞれの時点の意味を残しましょう。販売者から聞いた制作背景は、自分が直接確認した事実と区別して書きます。
確認した情報:物に表示されている、または自分で確かめた名前と特徴を書きます。
人から聞いた情報:誰の説明か、未確認の部分は何かを明記します。
自分の感想:選んだ理由や思い出す場面を、自分の言葉で書きます。
取引資料:必要な明細は別途保管し、日記に載せる私的な情報は減らします。
保管場所を変えたら、写真の時点も区別しましょう
『小さな箱の二つ目の仕切り』のように取り出せる場所を残し、移動したら新しい場所を書きます。昔の写真はその日の配置であり、今の在庫状況ではないかもしれません。誰かに送ったり、手元に置かなくなったりした場合は、必要な範囲で変化を記録します。
人と見る記録には、正確な保管場所を書く必要があるか考えましょう。貴重品の場所や個人の住所を公開用の説明に混ぜないようにします。これは専門の在庫管理システムではないため、所有の有無や場所が重要な場合は現在の状態を直接確かめてください。
新しく買った物だけでなく、見直した物も記録しましょう
収集日記を、新しく買った物だけで埋める必要はありません。長年持っている小物を出した理由、飾る場所を変えた感想、前は気付かなかった模様も記録できます。数を増やす目標より、何が好きで手元に置いているのかを振り返ってみましょう。
ポゲムには写真とメモを日付ごとに残し、購入した日と見直した日の話を記録できます。毎回名前を変えず、同じ物だと文章で結び付けてください。最後に写真、識別名、観察した時点が合っているか確認すると、未来の自分が同じ物を見分ける手掛かりになります。
よくある質問
同じ種類の物は一枚の写真で記録してもよいですか?
全体の構成を残すなら可能です。ただし、一点ごとの状態や場所を区別したい場合は、それぞれの特徴が見える写真と固有の識別名も残しましょう。
状態を新品や最上級と書いてもよいですか?
個人の感想と客観的な状態説明は分けるとよいでしょう。直接確認した場所と様子を書き、この記録だけで専門的な状態の等級や真贋は判断しません。
購入日が不明だと収集日記は書けませんか?
書けます。入手時期は未確認と明記し、今日観察した姿と撮影日を残しましょう。記録した日を実際の購入日として表示しなければ大丈夫です。
