タイトルは一日の評価より、記録の名前と考えましょう
『幸せな一日』『大変だった日』は当時の気分を伝えますが、繰り返すとどの出来事か区別しにくくなります。一日全体への点数ではなく、開き直すときに見分ける名前と考えてみましょう。感情を必ず省くという意味ではありません。
たとえば『気分のよい日』を『傘が戻ってきた午後』にすると場面が浮かびます。なぜうれしかったかは本文で説明できます。この記事の例は編集部の提案です。自分にはなかった出来事を借りるより、書いた本文から大切な手掛かりを選びましょう。
場所・行動・変化の一つを中心にしましょう
場所なら『図書館の窓辺で読んだ午後』、行動なら『初めて一人で直した椅子』、変化なら『机を動かした夕方』と付けられます。三つをすべて入れると長くなるため、ほかの記録との区別に最も必要な一つを先に選びます。
人が思い浮かんでも、必ず実名を題名に入れる必要はありません。一緒にいた人より活動を中心にしてもよいでしょう。自分だけにわかる呼び名も使えますが、時間がたっても意味を覚えていられるか考えます。必要な背景は題名を伸ばさず、本文の最初に書きます。
繰り返す記録は、同じ型に違う手掛かりを添えましょう
散歩を毎回記録するなら、題名をすべて新しく工夫する必要はありません。『散歩 ― 落ち葉の積もる道』『散歩 ― 新しく開いた路地』と中心の言葉を保ち、その日の違いを添えましょう。繰り返す活動と個々の出来事を同時に見分けるための書き方です。
日付が表示される画面なら、題名に日付だけを繰り返すより、場面を加えると役立つ場合があります。一方、外部に別途保存する文章なら日付を含めたほうが便利なこともあります。読み返す場所に合わせて決めればよく、題名のルールがアプリの自動分類機能になるわけではありません。
検索する言葉を入れつつ、単語を並べすぎないようにしましょう
後で『図書館』と検索しそうなら、タイトルや本文に実際にその言葉を残します。同じ場所をある日は愛称、別の日は略称だけで書くと、思い出す言葉と記録した言葉がずれることがあります。よく探す対象には、自分で一貫した表現を使うと管理しやすくなります。
タイトルを検索語の一覧にする必要はありません。『図書館 読書 本 勉強 カフェ』と関連語を並べると、その日の出来事がぼやけます。中心の場面を題名にし、残りは本文へ移しましょう。写真内の文字をシステムが読んでくれると考えず、必要な言葉は自分でメモします。
内容より大げさな題名や、情報を出しすぎる題名でないか確認しましょう
少し散歩した写真に『人生が変わった日』と付けると、後で実際の出来事より題名の印象が先に立つかもしれません。感情的な表現も使えますが、記録の背景に合うか確かめましょう。題名は淡々とさせ、本文に複雑な思いを長く書いても構いません。
写真と本文を開いたとき、題名が同じ出来事を指しているか見ます。
ほかの記録と区別する手掛かりが一つでもあるか確認します。
外部へ共有するコピーでは、実名、住所、繊細な事情が出ていないか読みます。
題名だけを見た人に知られたくない内容なら、より一般的な表現に変えます。
過去の題名を全部直すより、これからの小さなルールを決めましょう
記録がすでに多くても、一度にすべての題名を統一する必要はありません。最近見つけにくかった一、二編から直し、足りなかった手掛かりを確認しましょう。その経験から『活動名とその日の違い』など、今後使う小さな基準を決めれば十分です。
ポゲムに記録するときも、タイトルを先に完成させる必要はありません。写真とメモを整えてから、最も見分けやすい言葉を選べます。タイトルは文学的な完成度を証明する文章ではなく、再び出会う場面への入口と考えると、少し気軽に決められます。
よくある質問
日記の題名には必ず日付を入れますか?
日付が別に見える記録では、場面を区別する内容を題名にできます。別途保管するときに日付が必要なら含めるなど、使う場面に合わせて決めましょう。
タイトルに感情を書いてはいけませんか?
書いて構いません。ただし、同じ感情表現が続くなら、場所や行動を加えて、どの記録かを見分ける手掛かりを残してみましょう。
過去の日記の題名も全部統一すべきですか?
その必要はありません。見つけにくかった数編から直し、今後使う簡単な基準を決めることから始められます。
